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現像していないフィルム、何本ありますか?
「おくりびと」の脚本家として記憶に新しい小山薫堂さんの初めての小説『フィルム』の文庫巻末に
写真家・飯田安国さんとの対談「もう1本のフィルム」が収録されてあります。
小山さんの思惑通り、通常の「解説」よりもこの「対談」の方が、効果的だと感じました。
小説では、顔も知らない父親の遺品から現像しないままのフィルム1本が見つかるのですが
対談によると飯田さんの現像していないフィルム本数(フィルム貯金)は400本ぐらいだとか。
仕事や遊びが忙しく現像する暇がなかったのを放って、いつかまとめてやろうというつもりが
だんだん本数が増え、いつ撮ったかのかもわからなくなってきたのが面白くなったそうです。
現像して写真を見れば、いつどこで撮ったか思い出せる(だろう)、というもの。
確かにそういう面白さはあるような気がします。
私の場合は、現像していないフィルムは多くがカラーネガで、お店で現像なので
飯田さんの面白さとは異質であるとは思います。
自分で現像するとまた面白さが増すのだろうなぁ。
現像していないフィルム数本。どれも最近のものではなく、いつのだろうフジ12枚、さくらなど。
その外観、デザインから、おおよその年代は推定でき、その頃の情景も想像できます。
いつのだフィルムは、当然ですがミラクルな色の写真として仕上がってきます。
ちょっと前現像した十代の頃撮ったであろうフィルムは、ピンクの世界でした。
愛犬タロウもピンク色。ピンク色のビーグル犬もなかなかでございました。
撮ったものはすぐ見たい。カメラ屋さんへ直行コースが常でありますが、
意識的に現像しないままにしているフィルムもあったりします。
小山さん自身、現像しないで持っている1本のフィルムがあり
それが小説を書くひとつのきっかけになっているのだそうです。
昨日、仕事帰りに満月さんから早速マミヤお爺さまをお借りしました。
満月さん、M6に続きカメラの貸し出し、いつもありがとうございます。
今朝起きてから、そのすてきなお姿を、本と一緒に庭で記念撮影。
1年程前古本屋さんで購入した「二眼レフ寫眞術」鈴木八郎著(双芸社)
なんで買ってしまったかよく覚えていないのですが、衝動買いでした。
昭和26年発行の本でひらがな・漢字の表記も旧自体で時代を感じます。
ハイデッケのローライ群、その他ドイツ製、アメリカ製、国産がずら~り。
持ち方は、胸の位置に構える、眼の高さで、地面に置いて、横向きにして、
頭上高く、カメラを下向けにして、眼の高さで横向けにして、と様々。
構え方の説明写真がけっこう面白くて、こんなのアリ?びっくり~でした。
さて、さて、お昼からは、お爺さまとデートでございます。やっほー。
ただいまです。
さとさんの個展観てまいりました。
旅の写真はただいま現像中です。
個展の様子は今度の集まりのときに、DVDでご披露です。
「さとさんはフランスが好きである」
これは、もう既に周知のことでありますが、今回また強烈に感じましたよ。
何かをほんとうに好きである、ということは素晴らしいことなのだ、と。
フランスの写真を通じて、たくさんの人といろんなお話しをしている
さとさんの姿はタイヘンよろしいでした。いつもに増して笑顔が良いでした。
写真のイロハ、ウマいとか構図とか、描写とか、階調とか、露出とか
そういうことを超えて、「誰かの口を開かせてしまう」写真。
「人を動かす」写真。
ぜんぜん押し付けがましくなくて、自然体。
ただ、ただフランスが好きである。
さとさんの最大の魅力なんだろうなぁ。
日曜日、みなさん楽しみにしていてくださいね。